トナーレの型式と年式別の違い|2023年導入から2026年改良新型まで

アルプスの峠道に止まった白いSUV

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中古のトナーレを見ていると、同じクルマなのに年式でグレード名や価格がバラバラで、どれを選べばいいのか迷いますよね。

結論から言うと、トナーレは2023年の日本発売から今まで、ずっと同じ世代です。大きな区切りは2026年3月17日の改良新型(フェイスリフト)だけで、ここで顔つきとラインアップが変わりました。

この記事では、型式の見方と年式ごとの違いを表にして、中古で狙う年式の考え方まで見ていきます。

目次

トナーレとはどんなクルマ?名前の意味は?

アルファ ロメオ トナーレは、FF(前輪駆動)ベースのミドルサイズSUVです。アルファ ロメオで初めての電動化モデルで、48Vのマイルドハイブリッドを積んでいます。

『トナーレってイタリア語でどういう意味?』と気になる方も多いはずです。

実は、名前の由来はイタリア・アルプスにある峠「トナーレ峠(Passo del Tonale)」なんです。兄貴分のステルヴィオも、ステルヴィオ峠から名前を取っています。

先に結論

トナーレは2019年のジュネーブショーでコンセプトが公開され、2022年2月に量産型が発表されました。日本では2023年1月26日に発表、2023年2月に発売。いまも初代のままで、2026年3月に改良新型が出ています。

項目内容
車名アルファ ロメオ トナーレ(TONALE)
名前の由来イタリア・アルプスのトナーレ峠
ボディFFベースのミドルサイズSUV(5人乗り)
生産イタリア・ポミリアーノ工場(大手メディア記載)
輸入元Stellantis(ステランティス)ジャパン
型式(マイルドハイブリッド)3AA-AV115
兄弟車ダッジ ホーネット(北米・日本未導入)

トナーレの型式は?車検証のどこを見る?

マイルドハイブリッドのトナーレの型式は「3AA-AV115」です(中古車カタログ記載)。

型式は、車検証の「型式」の欄に書かれています。中古車を見る時は、ここと年式(初度登録年月)をセットで確かめておきましょう。

車検証で確かめたい項目
  • 型式(マイルドハイブリッドは3AA-AV115)
  • 初度登録年月(改良前か改良後かの目安になる)
  • 駆動方式(FFか4WDか)
  • 車両重量と排気量

PHEV(プラグインハイブリッドQ4)の型式は、公式で確かめきれなかったのでここでは書きません。PHEVを見る時は、車検証の排気量(1,331cc)と駆動方式で見分けるのが確実です。

『型式が同じなら、改良前も改良後も中身は同じ?』と思うかもしれません。

ただ、同じ型式でも年式で装備や顔つきは違います。次の年表で流れをつかんでみてください。

日本発売からの年表(2023年から2026年まで)

トナーレの日本での歩みを、時期ごとに並べました。価格はいずれも発表時または発売時の税込です。

時期出来事主な価格
2023年1月26日日本で発表。エディツィオーネ スペチアーレとTi(受注生産)5,780,000円/5,240,000円
2023年2月発売。ヴェローチェを追加5,890,000円
2023年8月26日PHEV「プラグインハイブリッド Q4」発売Ti 6,750,000円/Veloce 7,400,000円
2024年2月23日限定 Veloce Smart Packageハイブリッド 6,040,000円(100台)
2024年6月NFT技術を使ったデジタル認証を発表なし
2025年4月1日特別仕様車 Active Packageハイブリッド 6,200,000円
2025年9月29日限定車 インテンサ(56台)6,340,000円
2026年3月17日改良新型(フェイスリフト)発売。PHEVが新車カタログから外れるスプリント 5,990,000円/ヴェローチェ 6,530,000円
2026年9月24日限定車 イブリダ スポルト スペチアーレ(60台)6,880,000円

2024年6月のデジタル認証は、NFT技術を使って車両の記録を改ざんできない形で残す仕組みです。対象や使い方は、正規ディーラーで確かめてみてください。

限定車や特別仕様車の中身は トナーレの限定車・特別仕様車一覧 にまとめています。

トナーレの2023年日本発売から2026年改良新型までの年表の図解

2026年3月のマイナーチェンジで何が変わった?

ここが大事なところです。2026年3月17日の改良新型は、見た目も中身も手が入ったマイナーチェンジ(フェイスリフト)でした。

2026年3月改良の主な変更点
  • フロントの盾(スクデット)とトライローブ(三つ葉)のデザインを刷新
  • 1930年代のレーシングカーに由来する4つの小さな吸気口「アゾーレ」を採用
  • 全長を10mm短縮、前後トレッドを左右各4mm拡大
  • エンジンとモーターの制御を見直し、0-100km/hが8.8秒から8.5秒に(欧州値)
  • シフトレバーをロータリー式に変更
  • ステアリングにシートヒーターのショートカットボタン
  • 運転支援のソフトを更新(雨や強い日差しでの誤作動を減らす)
  • 内装にレッドのナチュラルレザーを新設定

顔つきの変化がいちばん分かりやすいので、並べて見ると新旧はすぐ見分けられます。

グレード名も「スプリント」と「ヴェローチェ」の2つに整理されました。改良前に見られた「Ti」や「エディツィオーネ スペチアーレ」は、改良後のカタログにはありません。

新旧比較:改良前と改良後はどっちがいい?

『中古の改良前で十分?それとも改良後の新車を待つべき?』と迷いますよね。

数字で比べてみましょう。

項目改良前(2023年2月〜2026年3月)改良後(2026年3月〜)
全長4,530mm4,520mm
全幅×全高1,835×1,600mm1,835×1,600mm
ホイールベース2,635mm2,635mm
車両重量1,600〜1,630kg(年式・グレードで差)1,600kg
0-100km/h(欧州値)8.8秒8.5秒
WLTC燃費16.7km/L(ヴェローチェ導入時)16.6km/L
シフトレバー改良前の形状ロータリー式
パワートレインマイルドハイブリッド(FF)+PHEV(4WD)マイルドハイブリッド(FF)のみ
主なグレード名Ti/エディツィオーネ スペチアーレ/ヴェローチェスプリント/ヴェローチェ

サイズや燃費の差は、ほとんど気にならない程度です。大きく違うのは、顔つき、操作系、そして4WD(PHEV)を選べるかどうかなんです。

改良前の中古が合う人
  • 新車より予算を抑えたい
  • 4WDのPHEV Q4を選びたい
  • 顔つきの違いにはこだわらない
改良後が合う人
  • 新しい顔つきとロータリー式シフトが好み
  • 運転支援の手直しが入った方が安心
  • 新車の保証をフルに使いたい

ボディカラーと内装も年式で違う

色で年式が分かることもあります。改良後(2026年3月〜)のボディカラーは、アルファ ホワイト、アルファ ブラック、ヴェスヴィオ グレー、ブレラ レッド、モンツァ グリーンの5色です。

モンツァ グリーンは改良後の新色なんです。逆に、改良前にはモントリオール グリーンやアルファ レッドといった色も見られました。

色で年式を決めつけない

限定車や特別仕様車には専用の色の割り当てがあります。例えば2025年9月のインテンサは、モントリオール グリーンも12台用意されていました。色だけで判断せず、車検証の初度登録年月で確かめておきましょう。

内装では、改良後にレッドのナチュラルレザー(オプション88,000円)が選べるようになりました。中古で赤い内装を見かけたら、改良後か限定車かを確かめてみてください。

色ごとの違いは トナーレの色は何色? で詳しく見ています。

改良前のPHEVについては トナーレ PHEV(プラグインハイブリッドQ4)とは で詳しく見ています。

トナーレの改良前と改良後の違いを比べた図解

改良新型の価格は上がった?

『改良でどのくらい高くなったの?』という点も気になりますよね。新車価格の動きを並べてみます(税込)。

グレード発売時(2026年3月17日)2026年7月1日現在
Ibrida スプリント(受注生産)5,990,000円5,990,000円
Ibrida ヴェローチェ6,530,000円6,650,000円

ヴェローチェは発売から数か月で120,000円上がりました。スプリントは発売時のままです。

今の価格には、2026年1月1日に導入された「経済変動加算額」270,000円が含まれています。為替などで変わる可能性があると公式も書いているので、見積もりの時点の金額で確かめておきましょう。

価格の推移と内訳は トナーレの新車価格一覧 で詳しく見ています。

中古で狙うならどの年式?

中古で選ぶなら、まず「FFのマイルドハイブリッドか、4WDのPHEVか」を決めると、年式の幅が自然に絞れます。

年式を決める順番
  1. 駆動方式を決める(FFならマイルドハイブリッド、4WDならPHEV)
  2. 予算と保証の残りで、2023年式か2024年式以降かを考える
  3. 限定車・特別仕様車にこだわるかを決める
  4. 改良後の顔つきにこだわるなら、2026年3月以降の登録車を探す

例えば、「新車保証が残っている方が安心」なら、メーカー保証の新車登録から3年または100,000kmを目安に見ます。2023年登録の車は保証が切れている可能性が高いので、販売店の保証の有無を聞いておきましょう。

中古の価格は、年式・走行距離・地域で大きく変わります。ここでは金額を断定せず、条件を決めてから在庫を見比べるのがおすすめです。

トナーレ買いたいドットコム

トナーレの値段、先に相場を見ておく

年式・グレード・駆動方式で絞って、トナーレの中古在庫を見比べてみてください。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

中古選びの詳しいポイントは トナーレの中古車の選び方 にまとめています。

新型トナーレは今後どうなる?生産終了の心配は?

『モデルチェンジしたばかりだけど、いつまで売られるの?』という疑問もありますよね。

2026年3月に改良新型が出たばかりで、新車は今も買えます。フルモデルチェンジの時期は発表されていないので、ここでは予想を書かずにおきます。

「生産終了」と言われる背景や、今買っていいかの考え方は トナーレは生産終了? で詳しく見ています。

現行の新車価格は、2026年7月1日現在でスプリント5,990,000円(受注生産)、ヴェローチェ6,650,000円です(税込・経済変動加算額270,000円込み)。新車で買うなら トナーレの値引き相場と交渉の順番 も読んでみてください。

よくある質問

トナーレの型式は何ですか?

マイルドハイブリッドの型式は3AA-AV115です(中古車カタログ記載)。車検証の「型式」欄で確かめられます。

トナーレはいつ日本で発売されましたか?

2023年1月26日に発表され、2023年2月に発売されました。PHEVは2023年8月26日に発売されています。

トナーレのマイナーチェンジはいつですか?

2026年3月17日に改良新型(フェイスリフト)が発売されました。フロントのデザイン、シフトレバー、運転支援のソフトなどが変わっています。

トナーレの名前の意味は?

イタリア・アルプスの峠「トナーレ峠(Passo del Tonale)」が由来です。ステルヴィオも同じく峠の名前から来ています。

改良前と改良後はどう見分けますか?

フロントの盾とトライローブのデザイン、4つの小さな吸気口「アゾーレ」の有無で見分けやすいです。車検証の初度登録年月も合わせて確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • マイルドハイブリッドのトナーレの型式は3AA-AV115
  • 日本では2023年2月発売。今も初代で、2026年3月17日に改良新型が出た
  • 改良後は顔つき・ロータリー式シフト・運転支援のソフトが変わり、0-100km/hは8.5秒(欧州値)
  • PHEV(4WD)は改良で新車カタログから外れ、中古のみ
  • 中古は駆動方式を先に決めると、狙う年式が絞りやすい
トナーレ買いたいドットコム

トナーレ買いたいドットコム 編集部

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