アルファロメオ トナーレの中古車の選び方|狙い目年式・ハイブリッドとPHEVの注意点

中古車展示場で並んだSUVを見比べている様子

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新車で600万円前後のアルファ ロメオ トナーレ。『中古ならもう少し手が届くかも』と思って探し始めた方も多いはずです。

結論から言うと、トナーレの中古は「FFのマイルドハイブリッドか、4WDのPHEVか」を先に決めると迷いません。そのうえで、メーカー保証がどれだけ残っているかで年式を絞るのが近道です。

この記事を読めば、どの年式・グレードを狙えばいいか、買う前にどこを確かめればいいかが分かります。

目次

トナーレの中古にはどんな年式・グレードがある?

トナーレは2023年2月に日本で発売されました。中古車として並んでいるのは、そこから2026年までの約3年半ぶんです。

ただ、この短い期間にグレード名や限定車がかなり入れ替わっています。まずは新車時の価格を並べてみますね。

発売時期グレード・車種パワートレイン新車時価格(税込・発売時)
2023年2月Ti(受注生産)1.5Lターボ+48Vマイルドハイブリッド・FF5,240,000円
2023年2月エディツィオーネ スペチアーレ同上5,780,000円
2023年2月ヴェローチェ同上5,890,000円
2023年8月プラグインハイブリッド Q4 Ti(受注生産)1.3Lターボ+前後モーター・4WD6,750,000円
2023年8月プラグインハイブリッド Q4 ヴェローチェ同上7,400,000円
2023年8月PHEV サンルーフエディション同上7,550,000円
2024年2月Veloce Smart Package(ハイブリッド・100台)マイルドハイブリッド・FF6,040,000円
2024年2月Veloce Smart Package(PHEV・60台)PHEV・4WD7,560,000円
2025年4月Active Package(ハイブリッド)マイルドハイブリッド・FF6,200,000円
2025年4月Active Package(PHEV Q4)PHEV・4WD7,620,000円
2025年9月インテンサ(56台)マイルドハイブリッド・FF6,340,000円
2026年3月改良新型 スプリント(受注生産)マイルドハイブリッド・FF5,990,000円
2026年3月改良新型 ヴェローチェ同上6,530,000円

出典はStellantisジャパンの発表資料です。中古車の値札は、この新車時価格から年式・走行距離・状態で下がっていきます。

先に結論

中古のトナーレは「改良前(2023年〜2026年初め)」と「改良後(2026年3月〜)」、さらに「マイルドハイブリッド」と「PHEV」の4つに分けて考えると整理しやすいです。

年式ごとの細かい違いは トナーレの年式別の違い で、限定車の中身は トナーレの限定車・特別仕様車一覧 で詳しく見られます。

中古の狙い目の年式はどこ?

『結局、何年式を買えばいいの?』というのが一番の悩みですよね。

答えは、何を優先するかで変わります。ここでは3つのパターンで考えてみます。

優先したいこと狙う年式の目安理由
価格を抑えたい2023年登録のマイルドハイブリッド台数が多く、値落ちも進んでいる
新車保証を残したい2024年以降の登録車保証は新車登録から3年または100,000km
新しい顔つき・装備がほしい2026年3月以降の登録車改良新型でデザインやシフトレバーが変わった

2023年2月に登録された車は、2026年2月で新車保証の3年を過ぎています。保証が切れた車を選ぶなら、販売店独自の保証が付くかどうかが大事になります。

改良新型は、フロントの盾(スクデット)と三つ葉のデザインが変わり、シフトレバーもロータリー式になりました。加速も0-100km/hで8.8秒から8.5秒(欧州値)に縮んでいます。

『見た目が新しい方がいいけど、高いのはちょっと…』と迷う方もいますよね。改良後はまだ中古の台数が少ないので、焦らず改良前の状態のいい車と見比べてみてください。

狙う年式を決める順番
  1. FF(マイルドハイブリッド)か4WD(PHEV)かを決める
  2. 新車保証を残したいかを決める
  3. 改良後の顔つきにこだわるかを決める
  4. 限定車・特別仕様車の装備が欲しいかを決める
トナーレの中古を年式とパワートレインで4つに分けた図解

ハイブリッドとPHEV、中古ならどっちがいい?

トナーレのPHEV(プラグインハイブリッド Q4)は、2026年3月の改良で新車のカタログから外れました。つまり、いま4WDのトナーレが欲しいなら、PHEVの中古を探すことになります。

まずは数字で違いを見てみましょう。

項目マイルドハイブリッド(FF)PHEV Q4(4WD・中古のみ)
エンジン1.5L直4ターボ 160ps1.3L直4ターボ 180ps
システム最高出力175ps(欧州値)280ps
変速機7速DCT6速AT
WLTC燃費16.6km/L(改良後)14.1km/L
EV走行距離なし72km(WLTC)
車両重量1,600kg前後1,880kg
荷室容量500L385L
充電不要普通充電のみ(急速充電非対応)
自動車税30,500円/年30,500円/年

PHEVは力強く、家で充電できれば近所の移動を電気だけで済ませられます。ただ、急速充電には対応していないので、自宅に普通充電の設備があるかが大きな分かれ目です。

荷室もPHEVは385Lと、マイルドハイブリッドの500Lより小さくなります。ゴルフバッグやキャンプ道具を積む方は、ここも見ておきたいところです。

マイルドハイブリッドが合う人
  • 充電の設備がない、または用意する予定がない
  • 荷室の広さを優先したい
  • 台数の多い中から選びたい
PHEVが合う人
  • 自宅で普通充電ができる
  • 雪道や坂道のために4WDが欲しい
  • 280psの力強い加速を味わいたい

PHEVの仕組みや中古の注意点は トナーレ PHEVとは でさらに詳しく見ています。

中古のトナーレで確かめたいチェックポイント

輸入車の中古と聞くと、『壊れたら高くつくのでは?』と心配になりますよね。実は、見るところを決めておけば、状態のいい車は選びやすいんです。

買う前に確かめたいこと
  • 車検証の初度登録年月から、新車保証の残りを計算する
  • 点検記録簿で、正規ディーラーでの点検歴を確かめる
  • リコールや改善対策の作業が済んでいるかを聞く
  • 7速DCTの変速にぎくしゃく感がないか、試乗で確かめる
  • 警告灯が点いていないか、メーターを見ておく
  • タイヤの残り溝と、サイズ(18インチか20インチか)を見る
  • PHEVなら充電ケーブルの有無と、充電できるかを確かめる

特に大事なのは点検記録簿です。新車登録から3年間は点検パック「Maintenance Care」が付いていたので、正規ディーラーで点検を受けてきた車が多いはずです。

タイヤは見落としがちですが、ヴェローチェは235/40R20、スプリントは235/50R18と大きさが違います。20インチは交換の費用もかさみやすいので、残り溝も見ておきましょう。

「試乗はできますか?」
「はい。できれば信号の多い道で、発進と停止を何度か試してみてください」

よくある失敗

走行距離の少なさだけで選び、点検記録が抜けていたことに後から気づくケースがあります。距離と記録簿はセットで見ておきましょう。

壊れやすい箇所やリコールの考え方は トナーレは故障が多い? で確かめられます。

中古の総額と維持費はどう考える?

中古の値札だけを見て予算を決めると、あとで『思ったより出ていく…』となりがちです。車両価格に加えて、毎年かかるお金も見ておきましょう。

毎年・毎回かかるお金目安・確定値メモ
自動車税(種別割)30,500円/年1.0L超1.5L以下の区分
燃料ハイオク指定タンク容量55L(マイルドハイブリッド)
リサイクル料金21,860円(現行新車の合計額)年式で変わることも。中古では引き継ぐ形が多い
重量税1.5t超2.0t以下の区分エコカー減税の扱いは年度で変わる
任意保険年齢・等級で大きく変わる見積もりで確かめる
タイヤ交換サイズで差が出る20インチは高くなりやすい

例えば、年に1万km走る方なら、WLTC 16.6km/Lで計算すると約600Lのハイオクを使う計算です。実際の燃費は走り方で変わるので、ここは余裕を見ておいてください。

中古価格そのものは、年式・走行距離・地域・時期で大きく変わります。ここでは金額を断定しないので、気になる条件で在庫を見比べてみるのがいちばん確かです。

延長保証も予算に入れておく

新車保証が切れた車や、もうすぐ切れる車は、延長保証に入れるかどうかも販売店で聞いておきましょう。加入できる条件と費用は車によって変わります。

維持費の内訳は トナーレの維持費は年間いくら? で詳しく計算しています。

トナーレの中古で車両価格以外にかかるお金を並べた図解

認定中古車と一般の中古車、どっちで買う?

同じトナーレでも、正規ディーラーが扱う認定中古車と、一般の中古車販売店の車があります。値札だけ比べると一般の中古車が安く見えることもありますよね。

ただ、トナーレは電子制御の装備が多く、48Vの電池やDCTといった専門的な部品も積んでいます。こうした車は、点検と保証がしっかりしている売り手から買うと安心感が違います。

比べるところ認定中古車一般の中古車
売っている所アルファ ロメオ正規ディーラー中古車販売店
点検・整備ブランドの基準で点検されることが多い店によって差がある
保証販売店の保証が付くことが多い付くかどうか、期間は店しだい
価格高めになりやすい安い車も見つけやすい

『保証にお金を払うくらいなら安い方で…』という気持ちも自然です。ただ、修理が1回入ると差額が埋まることもあるので、保証の中身まで比べてから決めてみてください。

認定中古車の保証の中身や選び方は トナーレの認定中古車|保証内容と一般の中古車との違い で詳しく見ています。

中古と新車、迷ったらどう決める?

『中古で探してみたけど、新車とあまり変わらないかも』と感じる方もいるはずです。改良後の高年式車は、新車との差が小さくなりやすいんです。

現行の新車は、2026年7月1日現在でスプリント5,990,000円(受注生産)、ヴェローチェ6,650,000円です(税込・経済変動加算額270,000円込み・公式価格表)。新車なら新車保証がまるまる3年付き、点検パックも付いてきます。

迷った時の目安

4WDが欲しいならPHEVの中古一択に近いです。FFでいいなら、中古の見積もりと新車の値引き後の総額を並べてから決めましょう。

新車の値引きの考え方は トナーレの値引き相場と交渉の順番 にまとめています。中古と新車、両方の総額を並べると判断しやすくなりますよ。

中古で探すと決めたら、年式・駆動方式・走行距離で条件を絞って在庫を比べるのが早いです。カーセンサーなどの中古車ポータルなら、全国の在庫を同じ条件で並べられます。

トナーレ買いたいドットコム

トナーレの値段、先に相場を見ておく

年式・グレード・駆動方式で絞って、トナーレの中古在庫を見比べてみてください。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

よくある質問

トナーレの中古はいつ頃の年式がありますか?

日本発売の2023年2月から、2026年3月の改良新型までの車があります。PHEVは2023年8月発売から2026年3月の改良までの車が中古で出回っています。

トナーレの中古で4WDはありますか?

4WDはPHEV(プラグインハイブリッド Q4)だけです。現行の新車はFFのみなので、4WDが欲しい場合は中古のPHEVを探すことになります。

中古のトナーレに新車保証は残っていますか?

メーカー保証は新車登録から3年または100,000kmです。車検証の初度登録年月から残りを計算し、引き継ぎの手続きも販売店で確かめておきましょう。

トナーレの中古はCVTですか?

いいえ、マイルドハイブリッドは7速DCT(デュアルクラッチ)、PHEVは6速ATです。CVTではありません。

中古のトナーレの自動車税はいくらですか?

マイルドハイブリッド(1,468cc)もPHEV(1,331cc)も、1.0L超1.5L以下の区分で年30,500円です。

まとめ

この記事の要点
  • トナーレの中古は2023年2月発売以降の約3年半ぶんで、限定車や特別仕様車も多い
  • まずFFのマイルドハイブリッドか、4WDのPHEVかを決める
  • PHEVは2026年3月で新車カタログから外れ、中古のみ。普通充電だけで急速充電は非対応
  • 新車保証は新車登録から3年または100,000km。初度登録年月で残りを確かめる
  • 点検記録簿・リコール作業・DCTの変速・タイヤサイズは買う前に見ておく
トナーレ買いたいドットコム

トナーレ買いたいドットコム 編集部

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