アルファロメオ トナーレのバッテリー上がりと交換|12Vと48Vの違い

駐車場でSUVのバッテリーを点検している様子

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朝、トナーレのスタートボタンを押しても反応がない。そんな時、『ハイブリッドなのにバッテリーが上がるの?』と驚きますよね。

結論から言うと、トナーレには走るための48Vの電池と、電装品やシステムを起こすための12Vバッテリーの2つがあります。上がりやすいのは12Vのほうで、対処もこちらが中心です。

この記事を読めば、2つの電池の違いと、上がった時にまずやること、交換の考え方が分かります。

目次

トナーレのバッテリーは2つある?12Vと48Vの違い

トナーレは1.5Lターボに48Vのマイルドハイブリッドを組み合わせた車です。そのため、性格の違う電池を2つ積んでいます。

比べる項目12Vバッテリー48Vリチウムイオン電池
主な役割システムの起動・ライトや電装品への電気モーター(15kW・20ps)の駆動を助ける
上がりやすさ長く乗らないと弱りやすい走りながら充電される
自分で触れるか点検や充電の手順は取扱説明書で確認高い電圧なので触らない
交換の相談先正規ディーラー・整備工場正規ディーラー

『ハイブリッドの大きい電池があるなら、12Vはいらないのでは?』と思うかもしれません。実は、車のシステムを立ち上げるのは12V側なので、ここが弱ると48V側が元気でも動き出せないんです。

先に結論

バッテリー上がりの多くは12V側です。48Vの電池は高い電圧を扱うので、自分では触らず正規ディーラーに任せましょう。

トナーレの12Vバッテリーと48V電池の役割の違いを示した図解

バッテリーが上がる原因は?よくある場面

バッテリー上がりは、使った電気が充電に追いつかない時に起きます。よくある場面を挙げてみますね。

よくある場面なぜ上がるのか
1〜2週間以上乗らなかった止まっている間も電気が少しずつ使われる
近所の買い物など短い距離ばかり充電する時間が足りない
ライトや室内灯の消し忘れ止まっている間に電気を使い切る
ドラレコの駐車監視を長く使う止まっている間の消費が増える
バッテリーが古くなった電気をためる力が落ちる

最近の車は、止まっていても通信や見張りのために少しずつ電気を使っています。トナーレのように電子制御の装備が多い車は、長く乗らない日が続くと弱りやすいと考えておきましょう。

「週末しか乗らないんですけど、大丈夫ですか?」
「毎週30分くらい走れていれば、心配しすぎなくていいですよ」

ドラレコの駐車監視を使う方へ

駐車中も録画する設定は、12Vバッテリーの電気を使います。電圧が下がったら止まる設定があるかを、取り付けた店で確かめておきましょう。

バッテリーが上がった時の対処は?

『エンジンがかからない!』という時は、慌てずに次の順で確かめてみてください。

バッテリー上がりかなと思ったら
  1. ブレーキを踏みながらスタートボタンを押しているか確かめる
  2. スマートキーの電池切れでないか、メーターの表示を確かめる
  3. メーターや室内灯が暗い・点かないならバッテリー上がりを疑う
  4. 新車ならロードサービスに連絡する
  5. 自分でつなぐ場合は、取扱説明書の手順と接続位置を確かめる

キーの電池が切れていても、エンジンがかからないことがあります。その場合の始動の仕方はトナーレの取扱説明書と操作の基本で紹介しています。

新車には365日24時間のロードサービスが3年間付いています。自分で作業するのが不安な方は、まず連絡してみてください。

ジャンプスタートの注意点

ほかの車やジャンプスターターから電気をもらってかける方法を、ジャンプスタートと言います。トナーレでやる時は、つなぐ位置に気を付けたいところです。

ジャンプスタートで気を付けること

ケーブルをつなぐ場所は、取扱説明書で指定された接続位置を使ってください。48V側の部品には触れず、手順がはっきりしない時はロードサービスに任せましょう。

『ほかの車を助けてあげたい』という時も、トナーレから電気を送ってよいかは取扱説明書で確かめておくと安心です。電子制御の部品が多い車は、無理をすると思わぬ不具合につながることがあります。

かかった後はどうする?充電と点検

エンジンがかかったら、それで終わりではありません。上がったバッテリーは中の電気がほとんど残っていないので、しばらく走らせて充電しましょう。

かかった後にやること
  • 30分〜1時間ほど止まらずに走る
  • 走った後、メーターに警告が出ていないか確かめる
  • 数日以内にバッテリーの点検を受ける
  • 同じことが続くなら交換を考える

1回上がったバッテリーは、弱っていることが多いんです。点検で数値を測ってもらい、交換が必要かどうかを判断してもらいましょう。

同じ週に2回上がるような時は、バッテリーだけでなく、電気を作る仕組みや、止まっている間に電気を使い続けている部品が原因のこともあります。続く時は、原因を調べてもらいましょう。

「一度かかったから、もう大丈夫ですよね?」
「その日は大丈夫でも、次の朝にまた上がることがあります。早めに測ってもらいましょう」

上がった直後は、時計や一部の設定が戻っていることもあります。走り出す前に、メーターや画面の表示がいつもどおりか確かめておくと安心です。

警告メッセージの意味が分からない時は、トナーレの警告灯の意味と対処を見てみてください。

バッテリー交換の時期と費用の考え方

12Vバッテリーの寿命は、乗り方と環境で大きく変わります。年数だけで決めず、点検の数値で判断するのが確実です。

交換を考えるサイン内容
かかりが悪いスタート時の反応が遅い
一度上がった中の力が落ちていることが多い
点検で弱っていると言われた電圧や状態の数値で判断
アイドリングストップが働きにくいバッテリーが弱ると止まりにくくなる車が多い

交換の費用は、バッテリーの種類と作業する店で変わります。この記事では金額を決めつけず、見積もりで確かめる項目を挙げておきますね。

交換の見積もりで確かめること
  • 指定の規格(容量・種類)に合ったバッテリーかを確認する
  • 部品代と工賃が分かれているかを確認する
  • 交換後の設定や登録の作業が含まれているかを確認する
  • 古いバッテリーの処分料が含まれているかを確認する

最近の車は、バッテリーを替えた後に車のコンピューターへ交換を覚えさせる作業が必要なことがあります。『自分で替えれば安い』と思っても、設定まで含めて考えると店に任せたほうが安心なことも多いんです。

48Vの電池は交換が必要?

48Vのリチウムイオン電池は、12Vのように定期的に替える部品ではありません。ただ、異常があればハイブリッドのシステムの警告として知らせてくれます。

新車登録から3年または100,000kmはメーカー保証の対象です。

延長保証「Extended Care Plus」(2年延長)は、新車加入129,800円、通常加入194,700円(税込・公式価格表)です。保証の対象かどうかは、契約の内容で確かめておきましょう。

中古やPHEVのバッテリーで気を付けることは?

中古でトナーレを買う方は、12Vバッテリーがいつ替えられたかを整備記録簿で確かめておきましょう。展示中に長く止まっていた車は、弱っていることもあります。

PHEV(プラグインハイブリッドQ4)は、2026年3月の改良で新車のカタログから外れ、いまは中古だけです。15.5kWhの駆動用電池を積み、EV走行距離は72km(WLTC)あります。

ハイブリッド(現行の新車)
  • 48Vの電池は走りながら充電される
  • 充電の設備がいらない
  • 気にするのは主に12V側
PHEV Q4(中古のみ)
  • 駆動用電池が15.5kWhと大きい
  • 充電は普通充電だけで急速充電は使えない
  • 電池まわりの点検の履歴も確かめたい

PHEVの詳しい注意点はトナーレ PHEVの販売終了の経緯と中古の注意点にまとめています。

中古で買う時のバッテリーのチェック

中古車を見る時に確かめること
  • 整備記録簿で12Vバッテリーの交換歴を見る
  • エンジンをかけた時のかかり方とメーターの表示を見る
  • ハイブリッドのシステムの警告が出ていないか見る
  • メーカー保証が残っているかを新車登録日と走行距離で確かめる

2023年に登録された車は、メーカー保証が切れ始めています。保証が切れた車は、販売店の保証の内容もあわせて確かめておきましょう。

バッテリー上がりを防ぐには?今日からできること

最後に、バッテリーを長持ちさせるコツです。難しいことはありません。

上がりを防ぐコツ
  • 週に1回は30分ほど走らせる
  • 降りる前にライトと室内灯が消えているか見る
  • 長く乗らない時は、充電器の使い方をディーラーに相談する
  • 点検のたびにバッテリーの数値を聞いておく
バッテリー上がりを防ぐコツを示した図解

例えば、出張で2週間乗らないと分かっている時は、前後に少し長めに走らせておくだけでも違います。

『どうしても乗る時間が取れない』という方は、家庭用の充電器でバッテリーを補う方法もあります。トナーレで使えるかと、つなぐ位置は、正規ディーラーに聞いてから使うと安心です。

寒い季節は、バッテリーの力が落ちやすくなります。冬の朝にかかりが重いと感じたら、早めに点検を受けてみてください。

例えば、スキー場の駐車場に一晩止めるような場面です。寒さと長い停車が重なるので、出かける前の点検で数値を聞いておくと、旅先で慌てずに済みます。

ロードサービスの連絡先は、スマホに登録しておくと安心です。車検証入れの中の書類にも書かれているので、一度確かめておきましょう。

季節・場面気を付けたいこと
冬の朝寒さでバッテリーの力が落ちやすい
夏の渋滞エアコンなどで電気を多く使う
長期の出張・入院乗らない期間が長くなる
年末年始など長い休み乗る日が空きやすい

バッテリーは故障やトラブルの中でも、予防しやすいものです。

ほかに話題になりやすい不具合はトナーレは故障が多い?壊れやすい箇所とリコールで確かめてみてください。

これからトナーレを買う方は、トナーレの値引き相場と交渉の順番もあわせてどうぞ。

よくある質問

トナーレのバッテリーは何個ありますか?

電装品やシステムを起こすための12Vバッテリーと、モーターを助ける48Vのリチウムイオン電池の2つです。

バッテリーが上がるのはどっちですか?

多くは12V側です。長く乗らない日が続いたり、短い距離ばかり走ったりすると弱りやすくなります。

バッテリー上がりの時、自分でジャンプスタートできますか?

取扱説明書で指定された接続位置と手順を守れば可能な場合があります。不安な時は、新車に付いているロードサービスに連絡しましょう。

バッテリー交換の費用はいくらですか?

バッテリーの種類と店、交換後の設定作業の有無で変わります。部品代・工賃・設定の内訳を見積もりで確かめてください。

48Vの電池は交換しないといけませんか?

12Vのように定期的に替える部品ではありません。ハイブリッドのシステムの警告が出た時は、正規ディーラーで点検を受けましょう。

まとめ

この記事の要点
  • トナーレには12Vバッテリーと48Vのリチウムイオン電池の2つがある
  • 上がりやすいのは12V側。48V側は自分で触らない
  • 上がったらロードサービスへ。自分でつなぐなら取扱説明書の接続位置を使う
  • 交換は点検の数値で判断し、設定作業の有無も確かめる
  • 週1回30分ほど走らせると上がりを防ぎやすい
トナーレ買いたいドットコム

トナーレ買いたいドットコム 編集部

トナーレの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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